知らないでは済まされない、記念品のマナー
退職記念品で渡してはいけないもの。
いろんなものにマナーがあるように、退職記念品にもマナーがあります。
恥をかかないように、ここでは、例をあげて紹介します。
ハンカチ
退職記念品だけではなく、他のシーンでもよくプレゼントとして贈られる物ですが、実はハンカチって漢字では「 手巾(てぎれ)」と書くんです。「手切れ」の発音と重なるため、縁を切るということにつながるため、よいものとはされていません。
退職記念品等は年配者に送るもののため、ハンカチなどは避けた方が無難です。
日本茶
日本茶は、本来香典返しや弔事に使われることが多いので贈り物としては適していません。弔事をイメージさせないような高級な茶葉や素敵な包装のものなら、あるいはお茶が本当にお好きな方なら、いいのですが…
ただし、やはり「お祝い」の際の贈り物としては不適格とされています。
櫛(くし)
「く」「し」と言う発音から、「苦」や「死」を連想させるため、昔から縁起が悪い贈り物とされています。
履物・靴・靴下
これらの品物は通常「踏みつける」ものです。そのため、目上の方に贈る物としてはふさわしくありません。このことは履物などに関わらず、敷物全般にも言えることです。
上のように例をあげてみましたが、なかなか連想できない、云われもあって、へ~~とも思ったのですが、いろいろなことを気にする日本人。こういうときは昔からのしきたりをならって、失礼のないようにしましょう。
ハンカチや靴下などは、いつでも使うものですし、どれだけあっても邪魔にならない、ということで、贈ることもあるようですが、「云われ」を気にする年配の方がいることも事実。
できるだけ、上にあげたものは避けるようにしましょう。